「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞いたしました

日本認知症本人ワーキンググループは、シチズン時計様の「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞いたしました。

昨年10月に開催した10周年記念イベントの報道記事がきっかけでしたが
前を向いてひたすら歩き続けてきた道を、ともにしてきた全国の本人とパートナー、
そしてともに歩んでくださった多くのみなさまに心から感謝いたします。

認知症になってからも、心豊かに自分の人生を生きる人が一人でも増え、
よりよい社会をともに創っていこうという「人の輪」が広がるよう、
これからも「希望のリレー」を広げる活動にチャレンジしてまいります。

みなさまもぜひご一緒に!

*賛助会員の御坊市(和歌山県)様より、三浦源吾市長様からのお祝いメッセージをいただきました。


○シチズン・オブ・ザ・イヤーについては、こちらをご覧ください。

○10周年記念イベントについては、こちらをご覧ください。


一緒に受賞された方たちとともに活動紹介、心を熱くするスピーチのあとは、、、いつものエイエイオー♪

審査員の方や、シチズン時計の社員の方たち約100名の方たちもとても熱心で、話が尽きませんでした。

仲間の姿をカメラで撮影。

副賞として2本の腕時計が贈呈され、参列者でパワーを注入。いっしょに時を刻みながら、よりよい活動をつないでいきます!


(御坊市職員の田中孝典さんより、お届けいただきました)

(いただいたメッセージ全文)

この度、一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループの皆様方が社会に感動を与える人々を応援する栄えある「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞されましたことを心からお祝い申し上げます。

当事者自らが主体となり、仲間やケア関係者、自治体、企業 など、多くのパートナーとともに、平成二十六年から全国各地で認知症になってからも希望と尊厳を持って、自分らしく暮らせる社会の実現に向けて取り組まれてきたことが高く評価された ものとお慶び申し上げます。

本市でもこの間、皆様方から御支援・御協力をいただきながら、小中学生をはじめとした多くの市民を対象に「ごぼう総活躍の まち講座」を実施したり、全国市町村に先駆け「あがらの総活躍希望大使」を任命するなど、認知症本人の視点に立った様々な 取組を進めることができ、全国初となる「認知症の人とともに築く総活躍のまちづくり条例」を施行することができました。これらの取組は、皆様方から御支援・御協力をいただきました賜物であり、心より感謝申し上げます。

特に、皆様方が取り組まれた「認知症とともに生きる希望宣言」は、令和六年に施行された「共生社会の実現を推進するための 認知症基本法」にも反映され、基本的人権を理念の筆頭に掲げ、共生の視点を重視した内容は認知症の有無にかかわらず、尊厳を持って、地域社会で暮らせる基盤づくりの礎となっております。

今後とも、誰もが希望を持って、安心して自分らしく暮らせる地域社会が実現するよう、一般社団法人 日本認知症本人 ワーキンググループの益々の御発展をお祈り申し上げます。

令和七年二月十三日
御坊市長 三浦源吾