令和元年度老人保健健康増進等事業


認知症の本人の意見と能力を活かした生活継続のための認知症施策の総合的な展開に関する調査研究事業


当法人では、令和元年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分)として、「認知症の本人の意見と能力を活かした生活継続のための認知症施策の総合的な展開に関する調査研究事業」を実施いたしました。

<事業目的>
認知症の発症前後から最期の時期まで、認知症の本人の意見を活かした統合的・継続的な認知症施策の展開を図るための考え方と方策を全国調査と試行プロジェクトの実施を通じて明らかにし、自治体における本人参画への取組を加速する。

事業報告書


事業報告書のダウンロード(PDF:約10MB)


事業報告書の内容(A4判・全166ページ)

■はじめに
■事業要旨
■第1章 事業概要
1.事業の背景
2.事業の目的
3.事業の方法
■第2章 結 果
1.認知症本人の自治体における施策・事業への関わり現況調査結果
2.試行プロジェクト
 1)試行プロジェクトの概要
 2)展開ステップ
  (1)試行プロジェクト実施地域 全体ミーティング
  (2)各実施地域における試行経過
   ①大崎市(宮城県)
   ②郡山市(福島県)
   ③静岡県・藤枝市
   ④兵庫県北播磨圏域(小野市・三木市・加東健康福祉事務所)
   ⑤香川県三豊市立西香川病院
   ⑥鳥取市(鳥取県)
   ⑦大牟田市(福岡県)
  (3)管内市町村合同ワークショップ(香川県・静岡県)
     参加者アンケート結果
     本人の声を聴いて活かすこれからの認知症施策・事業・取組(当日資料抜粋)
3.本人の意見・能力を活かした施策展開のあり方に関する知見や情報の収集(障がい分野における本人の意見・能力を活かした施策展開に関する文献調査)
4.ガイドの作成
5.報告会の開催
■第3章 考察・まとめ
認知症の本人の意見と力を活かした生活継続のための
認知症施策の総合的展開にむけて


報告会(令和2年2月22日開催)

「認知症の本人のチカラを活かした地域アクション取り組み報告会」(認知症の本人の意見と能力を活かした生活継続のための認知症施策の総合的な展開に関する調査研究事業(令和元年度老人保健健康増進等事業)報告会)を開催しました。
●場所:品川フロントビル(東京都港区港南2-3-13)
●時間:午前10時~午後4時30分

開会(10:00)
■ごあいさつ
・検討委員長:粟田主一(東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム研究部長)
■「認知症の本人のチカラを活かした地域アクション」取り組みのねらいと経過・見えてきたこと
・検討委員:藤田和子(JDWG)
・検討委員:永田久美子(認知症介護研究・研修東京センター)
■試行地域からの報告
①静岡県健康福祉部長寿政策課
②藤枝市健康福祉部地域包括ケア推進課
③加東健康福祉事務所(兵庫県北播磨県民局)
④三木市健康福祉部介護保険課(三木市中央地域包括支援センター)
⑤さわらびの郷/小野市地域包括支援センター
⑥香川県三豊市立西香川病院
⑦大崎市高齢介護課/志田地域包括支援センター
⑧郡山市地域包括ケア推進課
⑨鳥取市長寿社会課
⑩大牟田市
■本人の意見と能力を施策に生かすためのポイント/まとめ
閉会(16:30)


配付資料のダウンロードはこちらから (PDF:約10MB)