平成30年度老人保健健康増進等事業

「認知症の人の意見に基づく認知症施策の改善に向けた方法論等に関する調査研究事業」報告書

調査研究事業報告書のダウンロードはこちらから(PDF:約8MB)

<報告書の主な内容>

はじめに
事業要旨

第1章 事業概要
 1.事業の背景
 2.事業の目的
 3.事業の方法

第2章 結 果
 1.認知症本人の自治体における施策・事業への関わり現況調査結果
 2.本人の視点に基づく施策・事業の点検と改善プロジェクトの試行結果
 3.ガイドの作成
 4.報告会の開催

第3章 考察・まとめ:認知症の人の意見に基づく認知症施策の改善にむけて
 1.認知症の本人が参画する施策展開への転換期
 2.認知症の人の意見に基づく認知症施策等の改善を進めていくための「実践的考え方」
 3.認知症の人の意見に基づく認知症施策・事業の点検と改善のための方法

資 料


私たちのまちづくりアクションガイド

本ガイドは、認知症の本人の方が、本人だからこそできることを見つけて、まちの中で仲間を増やしながら、地域の一員として元気でいきいきと暮らしていくためのものです。
●A4変形判(210mm×210mm)、28頁

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本人とともに進める認知症施策改善ガイド

本ガイドでは、自治体の方々にむけて、地元の認知症の本人の声と力を活かして、認知症になってからも暮らしやすいまちをつくっていくためのポイントを紹介しています。(上記の「私たちのまちづくりアクションガイド」を含みます)
●A4判、56頁

ダウンロードはこちらから(PDF:約5MB)


「認知症の人の意見に基づく認知症施策の改善に向けた方法論等に関する調査研究事業」事業報告会

日時:平成31年2月9日 10時30分~16時30分
場所:品川フロントビル(東京都港区港南2-3-13)



報告会配布資料のダウンロードはこちらから(PDF:約12MB)

※当日別紙配布した一部地域の報告資料は、ダウンロード版では冊子中に収載しています。


配布資料の内容

■ごあいさつ
検討委員長:粟田主一(東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム研究部長)
■本調査研究事業に関連して:情報提供
厚生労働省老健局認知症施策推進室 井上 宏 さん
■事業概要とみえてきたこと
検討委員:藤田 和子(日本認知症本人ワーキンググループ)
検討委員:永田 久美子(認知症介護研究・研修東京センター)

■試行地域からの報告
1.静岡県:静岡県の認知症施策
認知症の本人の声を起点としたやさしい地域づくり
静岡県健康福祉部長寿政策課
2.諫早市:誰もが望む居場所へつながるために
諫早市健康福祉部高齢介護課 岩本 節子 さん
福田 人志 さん
3.藤沢市: 認知症についてあなたの声を聴かせてください
~本人ミーティングから始まった共に創る暮らしと地域~
藤沢市地域包括ケアシステム推進室
4.上田市豊殿地区の取り組み
~当事者と共にすすめる地域づくり~
春原 治子さん・神林 芳久さん(「安心」の会)
櫻井 記子さん(社会福祉法人 ジェイエー長野会)
5.香川県三豊市立西香川病院(認知症疾患医療センター)
井川 咲子さん・渡邊 康平さん・野島 正光さん
6.御坊市:認知症の人とともに築く 総活躍のまち“ごぼう”
御坊市市民福祉部介護福祉課 谷口 泰之さん
御坊市在宅介護支援センター藤田 玉置 哲也 さん
○報告地域以外の試行地域情報
○日本認知症本人ワーキンググループについて(本人ガイド・希望宣言)


当法人では、平成30年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分)として、「認知症の人の意見に基づく認知症施策の改善に向けた方法論等に関する調査研究事業」を実施いたします。

<事業目的>
「認知症の人の意見や暮らしの実状をもとに施策・事業を点検する方法」の検討・調査を行い、自治体において有効かつ実行可能な方法論を明らかにすることを通じて、どの自治体においても認知症の人の視点にたって真に効果的な施策を着実に展開していくことの推進に寄与することを目的とする。

<主な事業内容>
○認知症本人の自治体における施策や事業への関わり現況調査
○本人の視点に基づく施策・事業の点検と改善プロジェクトの試行
○本人アクションガイド、及び地域アクションガイドの作成
○全国報告会の開催